ダイビングに必要な資格


まず、ダイビングを始めるのには何ら法的資格は不必要です。
勝手に潜ろうがおかまないしです。
世の中「ダイビングライセンス」という言葉が蔓延してますが、ライセンスなどというものは存在しません。
広告展開で「ライセンス」という単語を使う、お店には注意が必要です。

一定のトレーニングを積んだ人にインストラクターが認定証を発行できるというシステムです。
発行できるのはお店ではなく、インストラクター一個人です。
でも、なんのトレーニングも行わずに・・・器材の組み立てすら無理だと思います。相当の命知らずの冒険野郎です。ジェームズボンドだって、きっと映画になってない部分でトレーニングをしてるはずです。

そこで、PADIをはじめとする指導団体では認定に必要なトレーニングを規格化しています。
この規格はどのダイビング指導団体でもエントリーレベルであれば、ほぼ同じカリキュラムとなっています。

インストラクターはどこかの指導団体に所属しています。
私はPADIに所属しています。そしてPADIの認定を受けたインストラクターが講習を開催し、所属する団体の認定書(Cカード)を発行することができます。
決してライセンスではありません。ダイビングにライセンスは存在しません。
そして、認定書を提示することにより、ダイビングツアーへの参加やタンクの貸し出しを受けることができます。
(ダイビンサービスは認定されていない人にはこれらのサービスの提供はしません。)

エントリーレベルの資格とは「プロフェッショナルの監督なしでバディシステムを守って18mまで潜れる」という資格です。
PADIであればオープンウォーターダイバーという資格になります。

そしてこの資格を得るためにはある一定の期間インストラクターが開催する講習に参加しなければなりません。
一定の期間と書きましたが、参加するだけではだめです。満足な成績を修める必要があります。
安全なダイビングに必要な沢山の技を習得していきます。
と、いっても、簡単なことの積み重ねで構成されていますので、実技講習で落第などの心配をする必要はありません。
万一、うまくいかなくても、繰り返しやれば必ず達成できます。
つまり「合格保障100%」みたいな広告表記は少なからず問題を抱えることになります。
「三日で取れる!」という日数の保障もできないわけです。


ということで、ダイビングするにあたって、必要になることは、インストラクターの開催する講習に参加して満足な成績で終了し、認定書を手にするというところから全てが始まります。

いくつか注意したいのは、生徒の無知につけこみ、講習の内容を端折ったりする講習が数多くあるということです。
よく、リゾート地などで200$二日でとれます!みたいな触れ込みで生徒を募集していますが、こんなカリキュラムでは全く持ってダイビングを楽しめるレベルには達することは不可能です。
ましてや、オープンウォーターダイバーの本来の定義を満たすことは不可能です。
ちなみに海外で日本人の悲惨な事故が絶えないのは、いいかげんな講習をした後、ファンダイブツアーに能力不足であっても連れて行ってしまうからです。
しかも前回のダイビングから長いブランクが開いていたりします。
リゾートを安全に楽しめるのは、しっかりとしたスキルの基盤が必要です。

なので、絶対にリゾートでの講習はおすすめしません。なんせ、私自身、大変苦い思いをしています。


ステップアップ

オープンウォーターダイバー(OWD)   バディ同士プロの監督無しで18mまで潜れます。
アドバンスドオープンウォーターダイバー(AOW) 上記の制限が40m(30m以下を推奨)まで潜ることができます。
レスキューダイバー(RED) 万一の事態に備えたトレーニングを行います。
マスタースクーバダイバー(MSD) アマチュアレベルの最高位です。
ダイブマスター(DM) ここからプロの始まりです。ダイビングガイドや講習のアシスタントをすることができます。
インストラクター(OWSI) 未経験者を対象とした講習を開催することができます。
その上  ここでは割愛します。




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 清水隆輝
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